2012年1月19日木曜日

DIYのススメ お店を作ってみよう~その2:準備~

いよいよ、お店を自分の手で作ることになったら
準備開始です。

どこを自分で作って、どこを専門家に任せるか
ということを整理しておいた方が良いです。

パパコーヒーで実際に手を入れたところは以下の通り。
【1】ガスの配線変更
【2】電気の配線変更
【3】洗面台一基追加
【4】トイレと焙煎所の間に部屋を一つ増設
【5】その他の内装工事すべて

当初、【1】以外はすべて自分でやろうと考えていました。
が、【2】【3】も施工には免許が必要ということで、
【1】~【3】は業者にお願いしました。

【3】【4】は、保健所から営業許可をもらうために必要な項目でした。
手をつける前に業態は分かっているはずですから
事前に保健所その他の公的機関に確認しましょう。
パパコーヒーの場合、【3】【4】について後から指摘され、手戻りがありました。
このタイムロスはとっても痛いです(笑)。

では、いよいよ作業開始。

工具類は色々使いました。
ただし、本当に必要なものはそんなに多くなく、
買ってもそこまで問題ないレベルです。

一番必要なものは「気合(プライスレス)」です。

パパコーヒーは、ほぼすべて木工だったため
本当に重宝したのがこれ↓。

■インパクトドライバー

ハンマー機能がついていてビスを打ち付けてくれる
電動ドライバーです。
パパコーヒーでは、電圧14.4V、
無負荷回転数分間0~2600、同打撃数3000の
わりと強力なものを使いました。

インパクトドライバーを新調した時、
これさえあれば何でも作れるんじゃないかと過信した程、作業が効率化します。

その他工具について。

■ビス

数百本単位でパッケージ販売されている「コーススレッド」が良いです。
安いし、強度もバッチリ。
弱いビスだと、インパクトドライバーの打撃に負けて溝が丸くなってしまいます。
パパコーヒーは、コーススレッドや天ビス合わせて1000本近いビスを使っています。

■鋸、サンダー

鋸やサンダーは、資材の縦横幅がきっちり揃わなかった時などに使います。
今回は、通常のリーズナブルな竹挽き鋸と、
細かい加工用に挽き回し鋸を使いました。
サンダーはお隣の居酒屋「彩いろ」さんのマスターが貸してくれました(!)。
サンダーは、壁扉部分のミリ単位のサイズ合わせに重宝しました。
汚い荒材をキレイにするのにも使えます。

■塗料

木工では、着色も大切なポイント。
木目を活かした風合いにしたいのであればワックス選びを慎重に。

パパコーヒーでは水性ペンキと油性ワックスを使用。
着色部分はペンキを重ね塗りし、
レジ台などの木目を活かす箇所は、OSMOカラーで仕上げました。

その他、焙煎所のダクト部分の柱に、
「エイジング(経年)加工」を施してみたのですが
誰も気づいてくれないので、ここでは伏せておきます(笑)。

■その他

細かい工具・道具類は必要に応じて。
まずは「メジャー、スケール」
設計時から施工まで“採寸の鬼”でした。メジャーは頻繁に使います。
店舗スペースの端から端までをカバーできるものが◎です。
「養生シート、テープ」
賃貸物件であれば施工時の養生は欠かせません。
養生テープは塗装時に使用。
「接着剤、木工用ボンド、パテ」
解体のことを考えると、あまり使いたくないのが接着剤ですが
今回ボンドは大量に使いました。
隙間穴埋め用のパテは購入しましたが、実はまだ未開封です。
「電動ドリル」
すっかり忘れてました。ドリルも必須です。
基本的に
ドリル→ドライバー→ドリル→ドライバーの繰り返しです。

道具が揃ったらいよいよ施工。

次エントリーへ続く

DIYのススメ お店を作ってみようシリーズ
その1:GOALの絵を描く
その2:準備
その3:展開図と木取り図を描いてみる
その4:組み立て完成

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